カリフォルニアの夏の日差しは強烈だ。日曜日の試合はほぼデーゲームとなるので日射し対策が必須である。外野や1階席は屋根がないので、シーズン開幕直後の4月ならまだしも、5月から閉幕する9月まで強力な陽射しにさらされる。
正直夏場のデーゲームで3時間あまりずっと陽差しを浴びて観戦するのはよほど体力に自信のある者以外は不可能と言ってもいいほどだ。
カリフォルニアの場合湿度が低いので、日射しは強いが日陰に入れば過ごしやすい。5月~8月の場合、ホームから3塁側スタンドは割と早い時間に陰になるので、しのぎやすいが、1塁側は陽にさらされる時間が長くなる。ただし9月頃になると逆に1塁側の方が早く陰になる。
200番台の席は3階スタンドのおかげで常に日陰になる(ただし高い打球が飛ぶと、一旦打球が視界から消えてしまう)。また500番台の上方は屋根のおかげで日陰だ。お年寄りや子供連れのデーゲーム観戦は日陰になるブロックでの観戦をおすすめする。
以下、ブロックごとの詳細である。
5月~8月で試合中ずっと陽にさらされる席
1塁側の1階席(116~135)(数字は座席のブロックナンバー)
ネット裏から1塁側にかけての1階席は試合開始から終了まで日陰にならず、ずっと日にさらされる。下の写真でわかるように多くの人は陰のある奥の方の席に避難している。(ただし9月頃になると逆に1塁側の方が早く陰になる)
1塁側の4階席(419~436)
ネット裏から、1塁側にかけての席は試合中ほぼずっと陽にさらされる。そのため屋根のある521~540に下がっている人が多い。それらの席はほとんどの試合で空席が多くなっているので移動しても咎められる事は少ないだろう。(ただし9月頃になると逆に1塁側の方が早く陰になる)
外野席(ライト側 236~249)(レフト側257~260)
外野席は試合中最も陽が当たる場所だ。ホームランをキャッチしたい人は暑さに耐えながら粘っている。逃げ場はない。
試合の途中から陰になる席
3塁側の1階席(117~101)
ネット裏から3塁側にかけての1階席は試合が後半になると日陰になる。何時頃に陰になるかは席や季節によって異なる。後方の席の方が早く日陰になる。(ただし9月頃になると逆に1塁側の方が早く陰になり、3塁側の方が陽に当たる時間が長くなる)
3階席(301~350)
いわゆるクラブ・レベルの席である。スイートルームは屋内なので問題ない。その前にせり出している3階席は後方(上の方)はずっと陽が当たりにくい。一方、前方(下の方)の席は最初は陽が当たっているが、徐々に陰になる。
3塁側の4階席(418~401)
ネット裏から3塁側にかけての4階席は、お昼過ぎは陽が当たっているが、割と早い時間に日陰になる。陽が当たっている時は上の5階席に退避している人が多い。(ただし9月になると逆に1塁側の方が早く陰になる)
試合中ずっと日陰の席
全ての2階席(201~233)と5階席(501~540)
いずれも上部に屋根があるので、陽はあまり当たらない。特に後方(上の方)の席はずっと陰になる。
参考:2018年9月30日のデーゲーム
管理人は2018年9月30日(日)の最終戦のデーゲームを見に行ったのだが、たとえ9月最後の週でも一日中陽差しの中にいるのは大人でもかなりの体力を消耗する。子供や年配者にはかなり辛いだろう。また長袖&目深な帽子で行かないとかなり日焼けもする。多くの観客は日陰の場所に避難していたし、スタンドの所々で係員が客にスプレーで水をかけているほどだった。
この日午後1時で3塁側1階スタンド(101~113ブロック)は最後尾Z列以外は陽にさらされていた。午後2時でも日陰になったのはV~Xの最後の3列だけだった。
これが1塁側だと午後1時で日向なのは最前列から10列目くらいまで、午後2時だと最前列から8列目くらいまでだった。上の写真は午後1時半くらいに撮ったものである。スタンドの陰の様子をご覧頂きたい。
さすがに午後3時半くらいになると陽差しも和らぎ、日向でも平気になった。