エンゼルスタジアムで3階はClub Levelと言う。
ここはいわゆるスイートルームの入り口もあり、階段やエスカレーターでフロアの入り口に行くと、係員がいて、ちゃんとClub Levelの席のチケットを持っているかチェックされる。つまり一般観客が入れないちょっと特別感のあるフロアになっている。そのため値段もやや高めに設定されているが、内野の端の方だと大してビューも良くなくコスパは悪い。
また係員が座席まで食べ物や飲み物のオーダーを取りに来て、デリバリーしてくれるが、当然ながら料金はサービス料込みで高めに設定されている。自分で買いに行こうと思っても3階には売店がないので上下の階まで移動しなくてはならず不便を強いられる。
結局Club Levelはたいして良くもない座席にスイートルームだ、食事のデリバリーだと付加価値を付けて高い値段を設定するのが目的のフロアだ。これはエンゼルスタジアムに限らず多くのスポーツ施設で普通の戦略になっている。
スイートルームの座席も二次マーケットではバラ売りされているので、一度ゴージャスな雰囲気を味わうのはいい経験である。
(1)341番C列(Club Level)
あまりClub Levelで観戦することはないのだが、2021年4月コロナ禍による無観客試合が解除されようやく球場で見られるようになった。この日は大谷選手がメジャー初のリアル二刀流で出場した日。先発で登板し、その裏にいきなりホームランをかっ飛ばし、世間の度肝を抜いた。
まだ総座席数の3割程度しか販売されず、4枚並びで買わないといけないなど制限が多く、観戦チケットをゲットするのはなかなか大変だった。エンゼルス公式サイトで売られていたのがこの341ブロックだったので購入。価格は手数料込みで$64.49だった。座席が空いていればだが、バックネット裏方面の4階席などの方が打席はよく見えるし、値段も半分くらいなのでおすすめだ。
(2)Saint Archer Brewery Co.
場所はライトポール近くの349ブロックから入る。Club Levelではおすすめ。ホームベースからは遠いが、テーブルもあって食事しながらゆったりと観戦できる。詳細はこちら