今日はシーズン序盤で重要な試合
今シーズン2度目の観戦。初戦を取ったので今日のバルデス対大谷のエース対決には何としても勝利して首位戦線に踏みとどまるためにも重要な試合だ。アストロズはアウトゥーベがIL、コレアもいなくなったし、ホワイトソックスから補強した36歳のアブレイユと昨季ブレークしたペーニャの2人は不調でかつての破壊力はない。
いきなりマイナーから上げた捕手では・・・
しかしウォーラックが首痛でIL、大谷はタイスと組ませるかと思ったらまさかのオーキー。オーキーはいきなり振り逃げ、打撃妨害と守備の未熟さを露呈し、バッティングではまともなスイングをさせてもらえず2打数2三振と軽くバルデスにひねられてしまった。大谷も試合後に語っていたが初コンビだといろいろ制限が出てくる。捕手でメジャー昇格即先発はキツい。ちなみにタイスは休養かと思えば、最後はオーキーに代打を出して、結局タイスも試合に出している。そんなことなら最初からタイスを出せば良かったのにネビン監督の選手起用は首尾一貫していない。
ネトのキャリア1号で先制
両投手とも静かな立ち上がり。3回にネトがキャリア第1号を右中間へ運び、2塁付近でガッツポーズ。本人もホームラン打ちたかったんだろうな。ネトは昨年のドラフト1位、まだ22歳のルーキーだが十分戦力になっている。少なくとも去年のベラスケスよりは全然いい。
ちなみにベラスケスは今年はずっと3Aだが22試合82打席で打率 .182と全く打てていない。ただ昨年はメジャー125試合で四球は15個だったのが、すでに13個と四球が選べるようになったのはわずかながら進歩ではある。極端な早打ちスタイルからアプローチを変えようとしてるのだろう。
突然崩れた大谷
5回、突然大谷はコントロールを乱す。1死から8番マイヤーズにストレートの四球。続く9番マルドナードにも2球連続でボール。この6球はほとんどが明らかボールでストライクが入らない。3ボールと苦しくなって最後はマルドナードにレフトへ完璧な当たりの逆転2ランホームランを打たれた。さらにデュボン、ブレグマン、アルバレスと3連打を浴び、この回3失点と崩れてしまった。
バルデスに翻弄された打線
逆転されたエンゼルス打線だがテンポ良くどんどんストライクを投げ込んでくるバルデスに対応できない。多くのバッターがあっという間に0-2のカウントに追い込まれた。最後はタイミングをずらされ、芯も外され、良い当たりがほとんど出ない。6回裏の2死1、2塁が唯一のチャンスだったが、レンドーンはハーフスイングを取られる中途半端な打撃で攻撃終了。
8回、9回はきれいに3人ずつで片付けられてわずか2時間16分で試合終了。結果的には5回に打率1割台のマルドナードに喫した一発があまりにも痛すぎた。8回99球のバルデスは75球がストライクで、エンゼルス打線は12三振、出した走者はわずか5人の完敗だ。大谷はバルデスの効率の良いピッチングを学ぶ必要があるね。
エンゼルスは野戦病院?
エンゼルスはスタッシ、オホッピーに加え、ウォーラックまで故障者リスト入り。まともな捕手がタイスしかいない状態なので捕手の補強が急務になった。ループ、キハダ、ウォーレン、スアレスも故障者リストに入っておりメディアは「エンゼルスは野戦病院、非常事態だ!」などとあおるが、冷静に見れば痛いのはオホッピーくらいで、あとはいてもいなくても戦力的にはあまり関係ない。むしろスアレス、ループ、キハダなどは重要な場面で投げさせると試合を壊される可能性が高いので別に非常事態でも何でもない、元々弱いところが明確になっただけの事で悲観する必要もないと思う。
コメント