ギブアウェイがイイネ!
今日はMVPキャップがギブアウェイの金曜日で大谷が先発。チケットが手数料なしで買える管理人のお気に入りのサイトTickPick(https://www.tickpick.com/mlb/los-angeles-angels-tickets/)でチケット価格をチェックしていたが、試合開始直前の最低価格はわずか8ドルだった。エンゼルスのキャップをオフィシャルショップで買えば40ドルくらいするから、8ドルで大谷の二刀流デーの試合を見てキャップももらえればすごいお得だ。キャップには大谷の名前も入っていてクオリティも悪くなかった。
エンゼルスらしからぬ相手のミスにつけこんで先制
2回裏ダブルプレーと思った打球をアストロズのショートがエラーしてチャンスを作ると、33打席?くらいヒットが出ていないウォーラックにバントさせた。ウォーラックは初球はファウルで失敗したが、2球目を見事に決めて見せた。ここでステファニックがタイムリー!エンゼルスの選手がチャンスでタイムリーって久しぶりに見た気がする。さらにネトの内野ゴロで2点目。エンゼルスが相手のエラーにつけ込んで点を取るというらしくない展開だ。
大谷、ツメの影響かピリッとせず
ところが投手大谷がピリッとしない。4回表、死球、四球、四球と独り相撲で無死満塁。すると7番ジュルクスにキッチリタイムリーを浴び、その後の内野ゴロであっさり同点にされてしまう。ツメやマメの影響がまだあるのだろうか。今年の大谷は四球から失点する事が多い。それに大谷に限らずエンゼルスの投手はピンチで踏ん張れない。6回から登板したウェブもデュポン、アブレイユとキッチリ2本のタイムリーを浴びている。
レンヒーフォはいらん!
大谷は5回にもタッカーにタイムリーを浴び、さらにサードゴロをレンヒーフォがエラー。レンヒーフォはエラーしたボールをちんたら追いかけて打者走者を2塁にやってしまった。このプレーに激怒したネビンは次の打席でレンヒーフォに代打エスコバーを送った。レンヒーフォは監督と何やら一悶着あった後に荷物をまとめてベンチを出て行ったらしい。
試合後の報道で「レンヒーフォは猛省」と出ていたが、反省するならボールを追え!私はレンヒーフォは野球IQの低さから全く買っていない選手だが、ついにメンタルもこんな状態ではもうトレードは避けられないだろう。
ムスタカスの判断ミスは試合勘の欠如
エンゼルスは6回表、大谷、ウェブがまたしても連続四球を与え、アストロズのマルドナドはバント。これを処理したムスタカスは余裕で間に合うサードへ送球せず1塁アウトだけ。打者走者のマルドナドは全力疾走しておらずサードに投げていたらダブルプレーだっただろう。これはムスタカスが悪いのだが、こんな判断ミスはたまにしか試合に出ない「試合勘の欠如」から来るものだろう。
ネビンは左対左の対戦を嫌い、左投手が先発だとモニアックなど左打者を引っ込めてしまう。また大谷の後ろにはさして好調とも思えないウォードを置くなどジグザク打線が大好きだ。それと表裏一体となっているのがレンヒーフォのような内外野の複数のポジションを守れるユーティリティプレーヤーの重用である。しかしレギュラーを決めず相手投手の左右によってコロコロと先発する選手を代える戦法の弊害が選手から試合勘を奪う事だと思う。やはりレギュラーをしっかり決めて相手が右だろうが左だろうがその選手にはプレータイムをしっかり与えられるチームが強い。
本日バントを2度試みたのは評価できるが・・・
6回裏、エンゼルスはレンフローのツーベースとタイスの四球で無死1,2塁のチャンスを作るが、ステファニックは初球のストライクを見逃して2球目をバント。ところがこれがキャッチャーへの小フライとなってしまい、飛び出していた2塁のレンフローもアウトで最悪のダブルプレー。言葉が出ないわ・・・送りバントはやるなら初球でキッチリ決めるのがセオリー。初球のストライク見逃しはサインだろうが全く意味がない。
ほとんど送りバントなどしなかったネビンが今日は2回、6回と2度も送りバントを試みたのは進歩と言えば進歩だが、いきなりやった感が拭えない。スモールベースボールの文化がエンゼルスから廃れて久しいが果たしてステファニックもマイナーでどれくらいバントの経験があるのだろう?いきなりやれと言われても出来るものではない。
負ける要素満載のエンゼルス
結局アストロズの10本より多い12本のヒットを放ちながらエンゼルスは敗れて6連敗。先発が大量失点、投手はここぞというところでキッチリタイムリーを打たれ、守備ではエラーや判断ミスが頻発。そして攻撃ではチャンスにタイムリーが出ない打線に、笛吹けど踊らずの選手たち。さらにレンヒーフォの怠慢プレーと懲罰交代でベンチの雰囲気も最悪。これでは勝てるわけがないというか負ける要素が満載だ。
昨年12連敗したところでマドン監督は解任されたが、現在は11試合で10敗と限りなくそれに近い状態だ。もともと指揮官の器ではないネビンも解任したほうがいいだろう。現在の状況を変えるなら劇薬も必要だ。特にレンヒーフォと監督の衝突はもはやレンヒーフォを処分すれば良いだけの問題ではない。レンヒーフォも起用法やらいろいろと鬱憤が溜まっていたのだろう。選手をそんな状態にしてしまったベンチにも大いに問題がある。
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