観戦記:走攻守で大谷躍動も、最後に悪夢が待っていた(動画あり)

大谷選手

もう負けられないぞ

トレードデッドラインまでに多くの選手を加入させてオールインしたが、ここ6試合は2勝4敗と波に乗れていない。ウォード、キャニング、アデルとさらに選手を失ってタイムリー欠乏症は深刻だ。ここを乗り切って何とか波に乗らないとポストシーズン進出は夢物語で終わってしまう。

今日はエース大谷の登板で相手はトレードデッドラインで売り手に回り、実質今シーズンを諦めたマリナーズ。今日は勝利以外の結果は許されない大事な試合だ。

ちなみに今日のチケットはタダだった。正確には7月1日早朝にエンゼルスタジアムで行なわれた5キロのマラソン大会に出場したご褒美で、指定された試合の中から2枚分のチケットがもらえるのだ。公式サイトからチケットが手配でき、これにはオンライン手数料もかからない。マラソン大会はエントリーフィーが30-40ドルかかるが興味がある方は来年参加してみてほしい。

いきなりクロンがエラーにダブルプレー

1回表、大谷はいきなり先頭ランナーを歩かせると次の打者の一塁ゴロをクロンが2塁へ悪送球!ダブルプレーのはずがいきなり無死1、3塁の大ピンチ。しかしここは大谷が踏ん張って無得点で切り抜けた。それでも初回から大谷の負荷が重くなったのが心配だ。

エラーしたクロンはまだチーム合流して時間が経っていない。内野の連携もまだ十分に頭に入っていないのだろう。クロンは1回裏の第1打席ではダブルプレーを打って最悪の出だしだった。

大谷途中降板

5回表、無失点だった大谷が突如降板した。またトラブルだろうか?DHとしては打順に残ったので深刻ではないだろう。後で聞いたところでは右手指の痙攣だったとか。最近ふくらはぎなど身体のあちこちが攣るケースが多い。かなりの疲労が溜まっているのだろう。

それでも大谷は休もうとはしない。休んでばかりのレンドーンは見ているか?あと120ミリオンの契約が残っているレンドーン。復帰しても慣れるまでにさらに時間がかかるだろうし、今後も彼が打ちまくるシーンは想像できない。エンゼルスファンは不良債権には慣れっこだが、これほど巨大な不良債権は信じられない。ベンチに置いていてもヌルい空気を醸し出してマイナスでしかない。もし私が球団を買ったならたとえ120ミリオン損したとしても、真っ先にモレノの負の遺産レンドーンをDFAしてベンチの雰囲気を一新するよ。

大谷は敬遠四球も盗塁から同点ホームイン

6回表にソリアーノが一発を浴びて先制される。その裏敬遠で歩いた大谷はすかさず2塁へ盗塁。続くクロンが久々の得点圏でタイムリーを打って同点に追いついた。大谷の盗塁が大きかったね。投げてさらに足でも貢献する。まさにユニコーン!さらにムスタカスが右中間へ勝ち越しのタイムリーツーベース。元コロラドコンビの活躍でタイムリーが連続するのを久々に見たよ。

8回裏、大谷弾丸ライナーの40号

8回裏、大谷がライトスタンド最前列へ弾丸ライナーの40号ソロ。とても低い打球だったのでフェン直だと思ったのだが最後まで打球が落ちずそのままスタンドインした。打球の速さと伸びにビックリだよ。疲労はたまっていても打撃の調子は落ちていないようだ。2位に11本の大差をつけたので日本人初、そして投手として初の本塁打王は間違いないだろう。60本打てるかはわからないが50本は超えるに違いない。

遠くでも打球音がハッキリと聞こえる大谷の40号!

まさかのエステベス大乱調で大逆転負け

9回2点差で出てきたエステベスだが、全くストライクが入らず2者連続四球でさらにライト前ヒットで無死満塁。1死は取ったが8番打者にツーストライクからまさかの満塁ホームランを被弾!!!コントロールがままならず苦し紛れにストライクを取りに行ったボールを狙い撃たれたのは明白だった。

これまでセーブ失敗が一度もないエステベスだが、たまにストライクが全く入らない日がある。それでも何とか持ってきたのだが今期セーブ初失敗がこんな大事な日に出てしまうとは・・・・8回表のロペスの投球があまりにも完璧だったのでエステベスの独り相撲からの逆転弾はあまりにも対照的だった。

味方も9回裏は反撃する力は残っておらず三者凡退で痛恨の逆転負けに終わった。大谷の獅子奮迅の働きもエステベスの1球で灰燼に帰した。

1番レンフィーフォは最悪だ

私はフリースインガーのレンフィーフォを1番に置くのは大反対である。今日のレンフィーフォは4打数ノーヒットで一度も出塁できなかった。レンフィーフォが塁に出ないので大谷のホームランはソロばかりでちっとも打点が伸びない。ヒットが打てないのはまあ仕方がないとして問題はその打撃内容だ。レンフィーフォは4打席で2球、1球、4球(三振)、2球とわずか9球しか相手の投手に投げさせていない。しかもフライアウトが3つ。早打ちでフライを打ち上げてばかりの選手を1番打者に置くネビン監督は本当に野球を知っているのか?

私なら出塁率が.362あるグリチャクを1番に置く。.362という出塁率はア・リーグでは11位に相当する高い数字だ。レンフィーフォの出塁率 .314はア・リーグでは44位でしかない。

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